2008.06.29
チームイワキレース結果発表!!
ルミノックスがスポンサードを行うチームイワキの今年3.4度目のレースが5月に開催されました。
レースレポートを是非ご覧ください。
レーシングスーツやバイクにはルミノックスのロゴがしっかりと入っています!!
チームイワキの方から送られてきたレポートの中で優勝を果たしたSTクラス決勝のレポートを特別にお伝えします。
レース名:NANKAI 鈴鹿Mini-Moto 4hours 2008
開催日:2008年5月17日~18日
参加クラス:
17日(土)STクラス(マシン:XR100 Motard)
ライダー:井辺勝玄・佐藤あきひと・鈴木旬記
18日(日)OPENクラス(マシン:FB-51 M2)
ライダー:井辺勝玄・佐藤あきひと・鈴木旬記
■STクラス決勝
快晴の元、午後3時。
狭き予選をくぐりぬけた120台のマシンがスタートグリッドに並ぶ。いつもの風景であれば、ここにチーム代表の岩城滉一が中心となり、無数のカメラマンにポーズを決め、レースに華を添える時間。
しかし今年、この場に岩城が姿を見せることはなかった。
レースウィーク月曜に、自らがハイレベルの鈴鹿ミニモト決戦に対応するためにとい
う想いを込め、自宅から近いツインリンクもてぎでの練習走行に向かった岩城。
コースインした直後の出来事。
コースに付き添った佐藤の目の前で、温まりきらないタイヤに足元をすくわれ、自ら
駆るCBR1000RRというモンスターマシンの下敷きとなってしまった岩城。この事故により走行は赤旗中断。岩城は全身を強打し、特に古傷の首を激しく痛めてしまった。
鈴鹿へ向けチームが旅立とうとする直前、岩城の芸能マネージャーである持山と主治
医からドクターストップがかかり、本人の走りたい願いは断ち切られてしまった。
チームスイート前にも、幾人ものファンが長い時間岩城の登場を待つシーンも見られたが、場内放送による「岩城欠場」のアナウンスを聞き、肩を落として帰路に立つ姿がなんとも物憂げであった。
スタート前、グリッドに並ぶマシンを囲み、記念撮影。
クルー全員の表情から見てとれるように、代表不在のチームイワキは弱いという所だ
けは見せたくないという想いは十二分に伝わってくる。スタートは井辺が難なく決めるが、マシン差の少ないノーマルストッククラスならではの超接近戦が至るところで見られ、各集団で開始直後から転倒車続出。幾度となく赤旗仕切りなおしかと思われるシーンもあったが、オフィシャルの迅速な対応でカバー。
世界に名だたる鈴鹿という土俵があって、加熱するミニモト人気といえる場面。レースを支える彼らも立派な主役と言って過言でない。
気温28℃。
沖縄と1℃しか変わらないと観測されたこの日の鈴鹿は5月とは思えない陽気。そんな炎天下、井辺を含むトップ集団は9台。時に横一線に並ぶ大混戦。なんとこの編成のまま開始から1時間以上、毎週トップが入れ替わるという白熱の首位争いが続く。
昨年はこれと似た状況で、エース井辺を2時間連続で走らせたが、当然体力の消耗度
も激しかったことを理由に、今年は15分短縮し第2鈴木にチェンジ。
佐藤同様、レースブームにより激戦であった80年代後半から90年前半に全日本含め様々なカテゴリーのレースに挑み続けた鈴木。現在はDAYLIGHTというショップを構え、チームを表裏なく時にエンジニアしてマシン製作に奔走し、時に自らコースに飛び出し動態チェックをこなすという難しい作業を担当する。
ライダーとしては、その秘めたポテンシャルを隠すように常に一歩下がった位置でこなす鈴木は、今回テスト走行は1周もしない状況でコースインという身体共にありえない厳しさの元、井辺が手渡した1位というポジションを守るため、わずか1周の煌きにかけるスティントを自ら課した。
そんなひたむきな鈴木からマシンを託された佐藤に、その思念が引き継がれる。普段チームイワキでは、エース的役割を担ってレースを引っ張る立場にあるが、軽量且つ俊敏老獪なライダーが群雄割拠する昨今のミニモトでは一歩下がりエース井辺を際立たせることに主眼をおいたストーリーをもって、この決勝の舞台にあがってきた。
しかし、トップチームのセカンドライダー以降もエース級ライダーを揃えて挑んでく
るミニモトではそんな言い訳は通用しない。練習不足と井辺に合わせたセットに苦しみながらも、レースウィーク中のベストタイムを更新しながら予定通り40分間の首位を賭けたスティントをこなす。
そして、いよいよラストスティントをエース井辺が思う存分走りきれるように燃料を
満たすクルー。夕陽を背に受け、チェッカーを目指す全エントラント。昨年より圧倒的にレベルがあがった今予選を勝ち抜いてきた精鋭の後姿からは、一つでも上の順位でゴールするという想いが伝わってくる。
レースも残り僅かというところで、井辺が他を圧倒するタイムを連発し後続を引き離しにかかる。
そして、午後7時。暗闇にまばゆいライトが織り成す幻想的なホームストレートを井辺が総合トップで
ゴールラインを切る。
昨年は自らのミスで逃した勝利。
悔しくも登壇できなかったポディウムの頂点に「チームイワキ」が戻ってきた。
リベンジにかける想いは誰より強く、日夜このSTクラス車両製作に打ち込んだ。ALL-1代表 矢田ファミリーにもようやく安堵の瞬間が訪れる。勝利を義務付けられたようなプレッシャーは誰よりも強かったはず。
チームクルーの一人ひとりから労いの言葉がかけられ、涙するシーンが感動的であった。
レース結果:
STクラス 予選3位 決勝1位
予選 http://www.mobilityland.co.jp/result_s/2008/mini-moto/0517_st4h_g.html
決勝 http://www.mobilityland.co.jp/result_s/2008/mini-moto/0517_st4h_r.html
OPENクラス 予選2位 決勝7位
予選
http://www.mobilityland.co.jp/result_s/2008/mini-moto/0518_open_4h_g.html
決勝
http://www.mobilityland.co.jp/result_s/2008/mini-moto/0518_open_4h_f.html
続くレースは7月19日~20日のSUGOミニバイク6時間耐久レースを予定しております。
尚一層のご声援、ご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。


